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Voice Frontier

Voice Frontier は、「自由な歌」を手にするためのオンラインコミュニティです。苦手な歌を克服する人から、得意な歌を磨く人まで様々なメンバーが所属しています。総じて歌がとても好きな人たちです。これは当然のようですが、上達する上でとても大事なことです。

Voice Frontier で教えているのはただのボイトレではありません。ここでの活動を通じて、”すべての人が自由に歌える未来”を創造することを目的としています。そのために指導している革新的なメソッドが 令和ボイトレ です。

もしかしたら冗談のような名前に見える人もいるかもしれませんが、その内容を目の当たりにすれば、時代を変える新しいボイトレにふさわしい名前だと納得できることでしょう。

何にせよ、呼び名よりも本質こそが大事だと考える人は、令和ボイトレと相性がいいかもしれませんぜ。

才能を乗り越えるメソッド

「歌は才能の世界」と聞いたことがあると思います。

歌が上手い人は最初から上手いことがほとんどです。そして、歌が下手な人はたとえボイストレーニングに通っても高が知れているというのが、まず最初に受け入れるべき悲しい現実です。

令和ボイトレでは「才能を育てる」という言い方をします。才能が足りないという現実に向き合うことで、初めてその先へ進むことができるのです。

苦手と音痴は違う

最初に理解してもらいたいのが「歌が苦手」と「音痴」は別の話ということ。

私は本当に歌が苦手で、カラオケのレパートリーなどほとんどなく、苦痛でたまりませんでした。しかし、全くもって音痴なわけではありませんでした。

ストリートピアノで有名なハラミちゃんさんは、絶対音感を持っていてどんな曲でも即座に耳コピできてしまうすごい人です。しかし、彼女は歌いません。その理由を、本人は「理想の音と実際に出せる音が乖離しすぎて気持ち悪い」と(グータンヌーボで)語っていました。

つまり、出すべき音がわかっていても、それが出せなければ「下手」と同じなのです。この高さで、この強さで、この息の量で、こんな抑揚で、歌いたいのに、歌えない。歌が苦手とはそういう状態のことだと考えてください。

そうすると、「自分は音痴だ」と思っているほとんどの人が実は「下手」なだけであるとわかるでしょう。そうでなくては、小中学生の合唱など絶対に成り立たないはずです。

歌の才能の育て方

話は戻りますが、歌が上手い人は最初から上手いことがほとんどです。

その条件を突き詰めると、3つの要素にたどり着きます。

1. 音の正解に対するセンス

簡単に言えば「音感」です。「どんなふうに声を出したいか」という感性が磨かれています。

例えば、音痴な人は音高の正解がわからないまま歌い続けなくてはならないので、どうあがいても下手な歌となります。「正しい高さの音を出したらこうなる」という感覚をわかっている必要があります。

また、ピアノと違って人の声は音高が「ドレミ」などで区切られていません。微妙にずれることがあります。洗練されたセンスを持っている人は、そのわずかなズレにも気づけるので、より正確な歌に成長させていくことができます。もっとも、先ほどのハラミちゃんさんのように、その違和感によって逆に歌への苦手意識が強まる人も多くいます。

さらに広く捉えると、歌には様々なテクニックがあります。しゃくりやビブラートのような大雑把なものから、より繊細な、わずかな抑揚や息の量、表情の変化、発音の強弱、発音そのもののニュアンスなど。

音高だけでなく、こういったテクニック的な面も含めて、その全てが「こう歌いたい」という歌声に対する洞察力なのです。音痴な歌も退屈な歌も、自分の出すべき音、出したい音に対するセンスが不足していると考えれば、どれも「音感」の問題としてまとめられるわけです。

私は「こんなふうに歌いたい」「こういう歌い方が理想だ」というセンス(洞察力)が、なぜかすごく優れていました。このセンスがあまりにもわがままなためか、音楽活動を行うに際して、自分が満足するボーカリストに出会うことができませんでした。でもそれが幸いして、自身のセンスと自身の歌声とが、本当に長きに渡る悲惨な戦争を続け、この新しい理論を構築するまでに至ったということです。

2. 歌の経験値

プロの歌手でも、多くは何年も歌い続けることでどんどん上手くなっていきますね。

プロでもボイストレーナーの指導を受けている人は多いですが、本当にセンスのある人は、自分の身体に負担なく、そして的確に声で表現する歌い方が自然と身についているので、ただ歌い続けるだけで信じられないくらい上達していきます。

そして、この世の理として知っておいてもらいたいことが、才能ある人でなくても、誰でもたくさん歌えば必ず上手くなっていくということです。どれだけ残念な状態の人が、どれだけ劣悪なボイストレーニングに通ったとしても、ちょっと上手くなることは確実にできるのです。

それでよい人は別によいのですが、限界があります。「音程が合うようになってきた」「声に張りが出てきた」などと感じても、結局、歌うときに苦しかったり、高音がひどく出しにくかったりという根本的な症状が変わらない人が多くいます。その理由が次にあります。

3. 発声に特化した身体機能のキャパシティ

ここが歌の才能としてもっとも重要な部分です。

この項目は、既存のボイトレには全くなかった概念です。既存のボイトレは「歌の才能」を無視し、練習すれば何とかなるかのように言いくるめます。

楽器は誰しも必ず下手な状態から始まります。それに対して、歌は最初から上手に歌える人がいます。つまり、「下手だから練習しよう」では通用しない分野ということです。「なぜ自分は下手なのか」を考える必要があるのですから。ピアノの練習と歌の練習では前提条件が全く違うことを十分に理解しなくてはいけません。

そして、次のように考えるのです。「高い声が出ないのは、高い声が出にくい肉体が悪い」「息が苦しいのは、息がうまく吸えない肉体が悪い」と。

自然に歌えないというのは、歌に特化した感覚や機能が、あなたの肉体の中で死んでいるのです。

それを医学的に解明して、誰もが発声をより自由に行えるようにするのが令和ボイトレの思想です。才能がないから、才能を育てるのです。スポ根精神で練習しても声が重くなって終了です。

令和ボイトレについてじっくり考えよう

というわけで、言いたいことは大体ご理解いただけたのではないでしょうか。もちろんすぐに納得はできなくてもよいので、ぜひゆっくり考えてみてください。

令和ボイトレの概念については『新時代ボイトレ概論 ~ミックスボイスは死語になる~』をご覧ください。これは令和元年の代物で、現在は理論がかなり進んでいますが、基本的な思想は変わっていません。

私の挫折の日々についてもお話ししています。

もともと歌える人の言うことを聞いていても、上手くなれる人は限られています。どこに真実があるのか、じっくり考えてもらえると幸いです。

Voice Frontierに入会しよう

「ここでしか上手くなれないじゃん!」と気づいたあなたは、ぜひご入会を検討してください。

基本的には知人を介しての入会のみ受け付けていますが、ご希望の方はできるだけ歓迎したいと考えています。あとJAM Projectが好きな方は優遇されます。

現在の会費は毎月3000円で30分x2回レッスンです。GoogleMeet等で一度お話ししたのち、ご理解いただけた場合は入会方法をお伝えします。値上げ前の入会がお得です。

もし興味を持っていただけた方は、Twitter @takerutakemiya からお気軽にご連絡いただけると嬉しいです。質問もお気軽にどうぞ。

歌の才能に挑む仲間をお待ちしています。